フリーエンジニアと会社員との働き方や年収の違いとは

フリーエンジニアと会社員の違いの最も大きな点は、その働き方にあるだろう。当然のことながら、会社員は企業に属しているため上司の指示に従って働くことになる。自分で好きな作業を選ぶことはできず、業務の進め方も上司の指示に従うことになる。
一方でフリーエンジニアは、いつもそうできるわけではないものの、基本的には自分の好きな仕事を選べる。また、クライアントに約束した納期を守るものの、業務の進め方は自分でコントロールできる。

収入体系も大きく異なるポイントである。会社員は毎月決まった給料をもらうことになる。残業や昇給といった点を別にすれば、いくら努力をしても同じ額の給料である。一方で、安定した収入を得ることができ、病気で働けない時でも安心できる。

他方、フリーエンジニアは自分の能力や評価に応じて単価が変わってくることになる上、働けば働くほど収入が増える。そのため、頑張った分に見合った収入が得られるというメリットがある。しかし、案件が入ってこないこともありえるし、病気をして働けない日々があれば、その分収入は発生せず不安定な面もある。

こうしたメリットデメリットはあるもの、平均してフリーエンジニアの方が年収自体は高くなる傾向にある。やはり、ダイレクトに仕事を受けているため、いわゆるマージンを取られることなく高い利益を得られるからだ。
また、通勤のための時間がかからない、いつでも好きな時に働けるということもあり、より仕事に時間を費やせる環境にいるという理由でもより稼げるのだ。何はともあれ、収入アップできる案件を獲得するポイントさえ押さえれば、フリーエンジニアとして高収入を得るのも夢ではなくなるだろう。